| 5-1 所得上位世帯の年間所得は600万円?
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中国の人口は13億人、日本の10倍、だから広大なマーケットとなる、というのが通用しないことはもはや常識。所得水準や消費水準から考えて、日本の10倍あるとの認識で日本企業が中国マーケットに進出することはできません。
では、この莫大な人口を抱える中国のどの階層をターゲットにすべきでしょう? 国家統計局では非常に興味深い統計データを発表しています。都市部における所得上位約10%、つまり最高所得層での老若男女取り混ぜた1人あたり年収が2万3483.95元となっていました(2003年、以下同)。
1元=13円の単純換算で、日本円にして30万強。その最高所得層の1世帯当たり平均人数は2.68人とされていますので、中国都市部の最高所得層における1世帯当たりの年間収入は80万円強となります。
この80万円強という数字、一概には言えず自動車や不動産などは図り難いですが、特に日用消費財などでの物価格差を考慮すると、日本の価値換算で800万円程度ととらえても大きな間違いはないかと思います。そう考えてみると、決して小さな数字ではなくなってきています。 |
| 図 2003年中国都市部所得水準別の1人あたり年間収入と消費支出 |
| 項 目 |
比 重(%) |
家庭の平均人口(人) |
1人当たり年間収入(元) |
1人当たり消費支出(元) |
| 最高所得 |
9.70 |
2.68 |
23483.95 |
14515.68 |
| 高所得 |
9.92 |
2.76 |
14076.07 |
9627.58 |
| 中高所得 |
20.02 |
2.87 |
10463.66 |
7547.31 |
| 中間所得 |
20.12 |
3.03 |
7753.86 |
5848.02 |
| 中低所得 |
20.18 |
3.13 |
5705.67 |
4557.82 |
| 低所得 |
10.10 |
3.28 |
4209.16 |
3549.28 |
| 最低所得 |
9.96 |
3.40 |
2762.43 |
2562.36 |
| うち貧困層 |
4.96 |
3.46 |
2278.29 |
2237.27 |
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| 出典:国家統計局 |
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