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4-4 会場テストの実態-どこまで質の高いパネルを用意できるか
 特定の会場に対象者を集めて集団で一斉調査したり面接したりする調査方法です。多数の調査員による訪問調査と異なり、対象者とのコミュニケーションを通して、より本音に近いデータ収集が可能で、データ収集・分析も比較的短時間で済むため、効率よく短期間でサンプルを集めることができるとされています。

 中国においても徐々に定着しつつある調査手法です。広大な中国全体を対象とすることは難しいですが、例えば上海や北京、広州など限られた大都市において行うことは可能で、すでに多くの調査会社が取り入れています。ただし、会場費などを浮かせるために、各社のオフィスなどで済ませることが多いようです。

 ただし、ある程度定期的に調査を実施していくためには、モニターを常時確保していくことが必要で、しかも調査の質を高めるためには、より厳選したモニターが必要なため、モニターネットワークの質によるところが大きくなります。このあたりのシステマティックな部分が欠けている調査会社がまだまだ多いようです。

 それでも、電話調査や訪問調査、郵送調査に比べれば確実性も高く、調査のやり方次第では非常に貴重なデータを取ることが可能です。料金は各社でまちまちですが、しっかりとした調査となると対象者に対する相応の謝礼も考えなければならず、ほかの調査と比べて高額に設定されていることが多いようです。
■中国における会場テストケーススタディ
1.調査目的 日系メーカーが中国において発売した化粧品について、購入者の生の声を聞きたい。
2.調査エリア 上海(今回の化粧品販売はテストケースとして上海でのみ行っているため)
3.調査対象 製品を購入した上海の20代女性。
4.目標サンプル数 300
5.調査手法 購入した人の特定とその属性の確認
 ↓
会場を設定して対象者に連絡、スケジュール組み立て
 ↓
調査実施(1人当たり20-30分を目処に)
6.調査期間 調査設計から報告書の作成までおおよそ25-35日。
出典:サーチナ
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