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3-1 多くの企業がなぜ中国進出に失敗してきたのか?
 13億の人口、安い人件費、安価な土地使用料など中国にひきつけられる要素は多分にあります。今後中国が経済成長を続けていけば、所得水準も向上し、世界に類をみない巨大市場に変貌することになるでしょう。

 そうなればそうなったで、マーケットが広大であるだけに様々なリスクも予想されます。資源の枯渇や環境問題などが最たるものです。もっとも、それらリスクを新たなビジネスチャンスとしてとらえることも可能で、省エネや環境保護などの関連産業は中国でもすでに注目され始めてはいます。

 ここまでは誰にでも想像できることです。中国に進出する企業が後を絶たないのはそのためです。所得水準の向上で日本と変わらない市場に成長するという期待感がそこにあります。

 しかし、失敗して撤退する企業もまた多くみられます。その失敗点には大きく分けて次の2点が考えられます。

 (1)中国の法整備や関連政策に対する認識の甘さ

 (2)中国の社会や文化、ビジネス環境、マーケットへの理解不足
■豆知識:中国ビジネスに失敗するのはこんな人 (例)
・日本人と外国人の区別がつかない 「礼儀知らずな人」
・進出の目的も企業戦略も持たない 「あいまいな人」
・現地や相手の事情を調査、勉強、理解しようとしない 「無謀な人」
・現場で即断即決できない...... 「優柔不断な人」
・ないものねだりばかりで、自分では何もしようとしない 「わがままな人」
・中国人は信用できないという先入観にとらわれた 「疑心暗鬼の人」
・コストを支払って貴重なアドバイスに耳を傾けようとしない 「けちな人」
出典:筧武雄「中国進出失敗・トラブル事例集」
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