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メディア接触習慣―テレビ

  テレビは現代において最も主流なメディアである。多くのメディアがある中、テレビは影響力に富み、視聴者の高い注意力を引き起こすことが可能で、取り扱い内容が広範囲であること、伝達率が高いことを特徴としている。テレビは現代メディアにおいて最も家庭的な娯楽系メディアであり、視覚、聴覚の双方から感情に訴えかけている。

  テレビはすでに人々の日常生活になくてはならないツールになっており、意識のあるなしに関わらず、豊富なビジュアルと音の組み合わせによる様々な情報を収集できるという点で、消費者にとって非常に重要な情報ルートになっている。

  では、中国人のテレビ接触習慣はいったいどのようなものであろうか?テレビの視聴時間は?番組の選択おける特性は?サーチナ総合研究所(jp.searchina.com.cn)では2008年4月、メディア接触習慣に関するインターネットアンケートを実施し、全国から1300件の有效回答を得た。
1、テレビの視聴時間帯
  競争の激しい現在では、多忙な仕事により人は常にストレスを感じているが、彼らは休日にどのようにして休息を取っているのであろうか?人によっては友達と集まったり、旅行したり、ショッピングなどを楽しむだろうが、多くは家でリラックスすることでストレス解消をしているのではないだろうか。モニターのテレビ視聴時間帯を見てみると、平日は仕事の関係上テレビの視聴時間が限られており、夜の17:00-20:00と20:00-23:00に集中していたが、休日については、午前7:00-11:00に視聴している人(8.92%:平日は2.92%)と、午後13:00-17:00に視聴している人(14%:平日は1.77%)において平日と大きな差が見られた。モニターのテレビ視聴時間帯で一番多かったのはやはり夜17:00-20:00と20:00-23:00の時間帯で、モニターの約4分の1がこの時間帯に視聴していた。なお、この時間帯については平日と大きな差は見られなかった。
2、何の番組を見ているのか
  多種多様な番組の中で、中国人が見る番組に比較的明らかな嗜好性が見られた。即ちエンターテイメント系の番組で仕事のストレスを癒し、ニュース系で社会の状況を知るというスタイルだ。一家がテレビを囲んで談笑するというのは、非常に普遍的な娯楽活動だが、モニターの回答では、映画系(49%)、ドラマ系(48%)、総合芸術系(47%)、ニュース系(42%)が多数を占めた。
3、映画、テレビドラマは何を見る?
  映画にしてもドラマにしても、もう今は単一的な大陸作品を選択することは少ない。モニターの回答を見てみると、映画においては欧米と香港・マカオ・台湾の映画は共に39.7%の支持率を集め、その次に大陸作品が12.5%と続いた。今中国でも人気の韓国映画は5.8%、日本映画に至っては1.2%の支持率だった。一方のドラマでは、映画と異なり、香港・マカオ・台湾系ドラマが38.9%でトップとなり、次に大陸系ドラマが34%で続いた。欧米ドラマにおいては9.6%で第4位、韓国ドラマの14.5%よりも低い結果となった。日本ドラマにおいては残念ながらこちらも支持率が低く、1.8%に過ぎなかった。
  情報化時代と言われる今日、テレビはおそらく最も便利で最も有効な情報トランスターであろう。パソコンが使えない人でも、文字が読めない人でも、新聞や雑誌を見る習慣のない人でもテレビの誘惑を拒否することはできないだろう。テレビに適応した消費者層の幅は言わずと知れて広く、今のテレビはいろいろな人の為に様々な番組を提供しており、例えば聴覚障害者向けの手話チャンネルもある。しかもテレビは操作性が簡便で、高齢者でも数字のテンキーを押すだけで、自分の好きな番組を選択できるという利点を持っている。 テレビ視聴という行為が人々の生活において主要な娯楽となっていることは否定できない。暇な時間を容易につぶせて、ソファーに座ったまま世界の様々な姿を知ることができるのだ。テレビは「家を出ずとも天下を知る」という表現が適しているのではなかろうか。
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