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調査報告
中国消費者の外食に対する拘り

  国際金融危機といわれているが、中国の飲食産業は依然として盛んだ。今年「中国社会科学院」と「中国烹饪協会」に発表された『餐飲藍皮書』(『飲食青書』)によると、去年の中国人一人当たりの外食代は1158.5元で初めて1000元の関を突破した。年売上高は1兆5404億元で前年同期比24.7%増である。中国飲食産業は連続18年で2桁の高速成長を維持しており、中国の経済成長を促進する重要な力になっている。

    中国でも、「会食」は親しみやすい社交方式の一つで、家族、友達間の会食、商談、付合いといった社交活動の第一選択である。中国消費者は外食に対し、どのような拘りがあるか、変化したのか、サーチナ総合研究所(www.searchina.com.cn)は最新の中国人の外食に対する拘りを把握するよう、連続2年で全国で幅広い調査を行なった。
一、江山易改 「口味」難移(山河が変わりやすく、「味わい」が変わりにくい)

  地理環境、気候物産、文化伝統及び民族習俗によって、長期に亘って中国における地方料理と中国人の飲食に対する拘りがいろいろあり、変わるのは少し難しい。最新の調査によると、中国人の飲食に対する拘りでは、下記通り特徴がある:

  1.外食の理由について、「人との付き合い」と「便利」とする回答が最も多い;
   2.中国料理では、「四川料理」が一番人気がある;
   3.外国料理では、一番人気は「韓国料理」と「日本料理」である;
   4.飲食店選択のポイントは「味」を重視。次に「食安全」と「価格」である。

  味わいと拘りによって人々の料理に対する要求が異なるが、グローバル化が進むお陰で各国料理と特色料理は中国人に更に多くの試みと選択をもたらした。伝統風と融合している料理と目新しい食事方式やサービスは必ず中国消費者を引き寄せる重要なポイントとなる。
二、金融危機 節衣「縮食」(金融危機で、服を節約したり、外食を減少したりすること)

  中国の飲食産業は相変わらず強い勢いで成長していたが、金融危機の影響で消費者に対し、世知辛い。給料や福利の減少、将来予期の低下で節約しなければならないからだ。サーチナ総合研究所(www.searchina.com.cn)の昨今の調査によると、2007年に比べ、中国消費者の外食意識は慎重になる傾向が明らかだ。

  外食の頻度について、2008年の昼食と夕食の外食回数は明らかに減少した。昼食の外食回数からみると、2008年には、「月に5回未満」の割合は56%となったが、2007年には45%のみだった。夕食では、「月に5回未満」の割合は2007年の39%に対し、54%と増加した。

  一人当たりの外食代は、2008にもある程度、減少した。昼食では、20元未満がある程度、増加したが、50元以上は相対的に減少した。夕食と同様である。

  その他、月収の中で占める許容できる外食代の割合もある程度だが減少した。月収の10%を外食代とする消費者は一般的に減少している。

  よって、金融危機の影響で、今後の収入に不安、危機に対する意識の向上に従って、消費者は日常出費を減少し、特に生活の中で非常に重要な出費である「食」は真っ先に削られた。頻繁な外食や暴飲暴食などには節度がなくてはならない。

  中国人の「食」文化は根強く揺ぎない。普通であればおそうざい、会食や行事であればごちそうである。一生の内には無数の食事の機会がある。事があればお客を招き、嬉しいことがあればそれを理由に皆とそれを分かち合う。甚だしきは、嫌なことがあった場合にご馳走を食べることによって、慰め、発散する。外食は、すでに市民生活の一つの流行ともなっている。昨年からの金融危機の影響を受け、消費者は外食を相対的に控えたものの、総体的、長期的に見れば、中国の飲食業は繁栄を保ち続けている。

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