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調査報告
中国人の万博関心度は?
  万国博覧会(World Exhibition or Exposition、略称World Expo)とは、主催国の政府もしくは政府に委託された関連機関によって開催される、影響力が大きく国際色豊かな博覧会である。万博の歴史は古く、すでに百余年の歴史を有している。当初は美術品や伝統工芸品の展示が主だったが、後に科学技術や産業技術が一堂に会した展覧会へと様変わりし、人材育成や一般市民の教育啓蒙に役立っている。

  万博会場は単なる技術や製品の展示に留まらず、異彩に富んだ催し物が開催される。その日常生活では体験することのできない活気に満ち溢れた空間は、会場付近の住民にとって夢にあふれた理想的な場所となる。

  2002年末の博覧会国際事務局第132回大会で、上海市は激しい候補地争いを戦い抜き、見事2010年の万博主催権を獲得した。主催権獲得からはや6年近くが経とうとしているが、上海市政府は万博の宣伝戦略に大量のマンパワーや物資を投入している。そこでサーチナ総合研究所jp.searchina.com.cn)は、中国人の万博関心度を探るべく、関連の調査を行った。
1、万博マスコットの関心度はやや低い
  調査で収集した600人の回答を見ると、88.8%のモニターが2010年の万博が上海で開催されることを知っていた。地区別では、上海居住者の認知状況が北京、広州より明らかに高く、ほとんどの人が知っていると回答した。

  一方で、中国人たちの万博マスコット「海宝」の認知度はやや低く、全体では、6割が「海宝」を知っていると答えるに留まった。地区別では、万博開催に関する認知度同様、上海のマスコット認知度が高く(85.5%)、北京と広州は明らかに低かった。
2、万博のテーマを知る人はさらに少ない
  22010年の上海万博のテーマは「城市、譲生活更美好(より良い都市、より良い生活)」である。このテーマについて全体では54.5%の人が正確に知っており、15.7%が「わからない」と回答した。都市別では、上海では72.5%、北京と広州ではそれぞれ45.5%、46.5%が正確なテーマを選択した。
3、中国人の万博観覧意向はやや高い
  2010年の上海万博について、全体では18%のモニターが「必ず見に行く」、40%が「たぶん見に行く」と答えた。上海では44%が「必ず見に行く」、41%が「たぶん見に行く」と答え、観覧願望が他の地区より明らかにより強かった。ちなみに北京では40%、広州では38%が「たぶん見に行く」と回答している。

  一連の宣伝を経た今、中国人の万博マスコットやテーマに対する一定の理解はあるものの、認知度が特に高いわけではなかった。但し上海においては、万博開催都市として、万博の関心度や認知度がその他の都市と比べて高いのみならず、地理的、時間的優位を受けて、観覧意向者が他の都市の人より明らかに多かった。
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