グローバル化自由貿易はかつて全世界に経済の繁栄をもたらした。また多くの国家によって信条として奉られた。しかし現在これらの国家は突然方向転換を余儀なくされ、正にボロボロの状態にまで落ち込んだが、なぜ金融危機が発生して半年にも満たないのに、このような巨大な変化が生じたのであろうか?データによると、アメリカ第4四半期のGDPは3.8%の下落となり、27年ぶりの低い水準となり、失業人数は260万人と第二次世界大戦以降最高の水準となった。ドイツ第4四半期のGDPは1.5%-2.0%のマイナスとなり、ドイツ経済も目下第二次世界大戦後最も深刻な事態となっている。イギリス2008年第4四半期のGDPは1.5%のマイナスとなり、ここ29年来最大の下落幅となった。IMFは再度大幅に2009年の世界経済成長率見通しを1%に下方修正し、これは第二次世界大戦後最低水準となった。事実上この急激な危機は、多くの国家をしてかつて金科玉条のごとく奉った自由貿易を放棄しようとしている。(SOURCE:『央視国際』)
保護貿易主義の重大な影響を受ける中国としては、この事実に目覚めなければならなない。国内経済が急速に下落し、就業圧力が増大するという状況下、保護貿易主義は以前より深刻な痛みをもたらすであろう。中国は積極的且つ合理的に他国に台頭された一連の貿易保護措置に対応するのと同時に、早期に経済発展の方式を転換させなければならない。
一方では、中国は積極的な措置によって自身の利益を保護すべきだ。目下WTOの要求により、加盟国は自国の商品競争力と発展状況に従って、同国の国情にあった合理的な保護措置を採取する必要がある。中国は早期にアンチ・ダンピング、アンチ・ケアの相関保障制度を整え、関連企業に貴重な発展期間を獲得させなければならない。貿易戦は往々にして争った双方ともに痛手を受けさせるため、具体的な争点の解決方法に関連する場合、主として双方が意見を交換して解決しなければならない。
他方では、積極的に政府間の協力を推進しなければならない。1月29日、温家宝総理とEU主席バロサタは共通認識として「中国は今後とも着実に市場を開放し、EUからの輸入を増加させ、またEUの中国経済発展促進計画に加入するのを歓迎し、併せてEUの対中市場拡大を期待する」と述べた。これは金融危機にあたっても、中国は依然として輸入路線拡大を堅持し、併せて国の名において欧州との貿易量を拡大させ、対外開放の実際の行動を以って、保護貿易主義に反対する立場を表明したと明確だ。
さらに重要なことは、中国経済発展の新しい動力を求め、内需を大幅に拡大させ、国民の消費能力を高め、早期に経済発展方式を転換させるのは中国経済の転換に避けることの出来ない差し迫った選択となった。(SOURCE:『中証網』)
モルガンスタンレーアジア主席ステファンルオチは、2009年にとって、二大経済体制が世界経済に90%の役割を果たす見通しで、その一つは世界経済の中で最も高い消費とニーズを持つアメリカであり、もう一つはメーカー側、つまり生産供給側の中国である。2009年の中国の実質経済成長は5.5%の伸びがあるものと見られている。
中国経済情勢につき、我々は特に慎重かつ楽観的な態度を持つべきである。中国は国際金融危機に対して三つの予防線を持っている。その一は外貨準備高が充足していること、その二は資本管制が実行されていること、その三は財政収入が非常に高く、拡張性財政政策を実施する能力があることである。中国が経済の安定かつ早期成長を果たせるならば、世界にとって最大の貢献を果たすことになる。 |