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調査報告
中国人の3Gに対する認識
中国工業情報化部が今年1月、3G(第3世代移動通信規格)事業のライセンス許可を中国国内の通信大手の3社に認めて以来、3Gは次第に認知されてきている。今回は3Gの認知度、ブランドランキングや利用の意欲などについて調査した。

  3G事業のライセンスを受けたのは中国国内の通信大手の中国移動(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)の3社だ。同3社は3G自社ブランドを次々にリリース。さまざまなメディアを使い、新ブランドのイメージアップを図っている。それに伴い、消費者の認知度も確実に高まっていることがデータで改めて明らかになった。

1 3G特殊機能の宣伝効果か、認知度が上がる

  グラフ1によると、「3Gの技術と機能をよく知っている」は37.2パーセント、「技術に詳しくないが、機能はよく知っている」は34.6パーセント、「聞いたことがあるだけ」は26.4パーセントだった。消費者が3Gをある程度、認識していることが分かる。

  3Gで認知されているのは「ビデオ通話」が最も多い。そして「高速モバイル通信」、「ワンセグ」、「携帯オンラインゲーム」と続く。中国移動などが広告で3Gの特殊機能(無線LAN高速インターネット、オンラインゲーム、高画質の画像のリクエストや着メロのダウンロード)を重点的に宣伝してきたことが奏功したようだ。

2 メディアでのイメージ戦略が明暗を分ける

  グラフ2によると、「天翼」、「3G」、「沃」のうち、中国電信の「天翼」の知名度が最も高いことが分かった。2位に中国移動の「G3」、3位に中国聯通の「沃」となっている。中国電信がタレントをイメージキャラクターとして起用し、自社ブランドを積極的に宣伝したことは軽視できない。2位の中国移動は宣伝時間、宣伝力では中国電信に続く。太極拳を意味する「G3」というロゴを前面に押し出し、知名度アップ戦略を展開した。中国聯通の「沃」は今年4月にリリースされたばかりで、知名度はほかの2つより劣る。

3 1カ月当たりの通話料金が高い人ほど3Gに関心

  グラフ3では7割近くが1年以内に3G機能を利用したいと回答している。とりわけ月額の通話料金が150元以上の回答者が目立った。彼らは利用頻度が多く、付加機能に対する要求も高い。また通話料金を気にしない傾向にあり、利用に意欲的だ。この層の一部はすでに3G機能を利用している。

 3G市場は消費者の獲得に向けますます競争が激しくなることが考えられる。それに伴い料金もより安くなり、市民の手が届くものになると考えられる。

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